更年期、こんな症状ありませんか
更年期は閉経前後の約10年の期間といわれています。
更年期では女性ホルモンのプロゲステロン、エストロゲンの分泌が減少していきますのでホルモンのバランスが不安定になりやすく、
・生理周期が乱れる
・頭痛
・肩凝り
・ほてり、のぼせ
・イライラ
・多量の発汗
・ホットフラッシュ
・シミが増える、濃くなる
・四十肩、五十肩になる
・関節が痛む
などの症状を抱えやすくなってきます。
そして、これらの症状の原因には「体内で炎症が起きている」という共通点があります。
現代人はエストロゲンが過剰
エストロゲンは、子宮内膜や乳腺の細胞の増殖させたり、排卵や月経を起こすために炎症を起こすという仕事をしています。
更年期になると分泌が減るといわれているエストロゲンですが、現代社会には私達の身体に入ってくるとエストロゲンと同じような働きをするものが溢れているんですよね。
プラスチックや様々な日用品に入っている環境ホルモン、大豆製品(豆腐、豆乳などの発酵していないもの)のイソフラボンにはエストロゲン作用がありますので、身体から分泌するエストロゲンは減っていても体内のエストロゲンは過剰になっている方がほとんどです。
(男性も40代頃から身体の炎症傾向になり、肩や腰、関節に痛みが出る方が増えますよね・・・。)
更年期を迎える頃には、分泌が減ってきているプロゲステロンよりもエストロゲンが過剰になることでバランスを崩してしまい、炎症による症状が出やすくなる傾向にあるということです。
更年期にはエストロゲンをマネジメントすることが大切
更年期を迎える頃には、炎症のもとになるものを身体に取り込まないようにしていきましょう。
・環境ホルモンを身体の中に入れないようにする
・発酵をしていない大豆製品を控える
・ごま油、グレープシードオイル、大豆油、キャノーラ油などのオメガ6系の油を控える(オメガ6系の油は体内の炎症を促進させます)
エストロゲンは脂溶性のホルモンですので、油の代謝をする肝臓、またデトックスしている腎臓にも負担がかかります。
肝臓、腎臓のケアもしていくことがおすすめです。
ホルモンバランスが整うことで不快な症状から解放されますので、意識をしてみてくださいね。