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8月7日、立秋を迎えました

立秋をむかえてから日にちが経ちすぎていることに気が付いて。ちょっぴり慌てて更新しています…。

 

 

お盆が過ぎて、朝晩は少し涼しくなったような気がしますね。

 

 

日中はまだまだ暑い日が続きそうなので暑さ対策をしつつ、秋の養生をしていきましょう♪

 

 

容平の季節

 

 

立秋を迎えてから立冬を迎える前日までを秋の季節、また、容平の季節ともいわれています。

 

 

秋は実りの秋ともいいまして、容平とは万物が成熟して容(かたち)が平らに定まるということですね。

 

 

また、陰の気が増してくるので天地は涼しくなり、落ち着きが出てきます。草木は色を変化させていく季節、個人的には楽しみにしている季節でもあります。

 

 

ちょっと思い出してみてください、イチョウの黄色とひまわりの黄色。

 

 

同じ「黄色」ですけれど、秋に色づくイチョウの葉の黄色と夏に咲くひまわりの花の黄色では明るさが違うかと思うんですね、イチョウの葉の色は落ち着いた黄色をしています。

 

 

私達人間も気持ちを平らにすることが秋の養生ということなんですね、夏の間外側に向けていた気持ちを少しづつ内側に、自分自身に向けてまいりましょう。

 

 

段々と日が短くなってきます。秋の季節は早く寝て、早めに起きるといいですね。

 

 

秋の季節の養生は3つに分ける

 

 

秋というと乾燥し始める季節になりますけれど、深く関わる臓腑は「肺」になります。

 

 

「肺」はとても華奢で壊れやすい臓腑、乾燥が苦手なのでしっかりと潤わせておくことが大切になりますね。

 

 

最近の夏は暑く、残暑も厳しい、10月でも日中は暑かったりしますし、秋らしくなったなぁと思ったら一瞬で寒くなり、秋をあまり感じられなかった…という年もあったりします。

 

 

なので、秋の3カ月を初秋、中秋、晩秋と3つに分けて、乾燥対策をベースにして養生を変えるようにしてくださいね。

 

 

・初秋⇒乾燥対策と暑さ対策(夏の養生)

 

・中秋⇒乾燥対策

 

・晩秋⇒乾燥対策と寒さ対策(冬の養生)

 

 

色々と試されて、ご自身にとってのいい塩梅を見つけて頂けたらと思います♪

 

 

「肺」を労わる食材

 

 

「肺」を元気にしてくれる食材には、

 

 

山芋、白きくらげ、春菊、ゆり根、アンズ、イチジク、柿、なし、バナナ、みかん、りんご、ぎんなん、サトウキビ

 

 

などがあります。

 

 

また、身体を乾燥させないことも「肺」の養生に繋がりますので、潤いを作ってくれる食材のご紹介をしておきますね。

 

 

山芋、アスパラガス、エリンギ、白きくらげ、人参、ほうれん草、モロヘイヤ、イカ、貝柱、牡蠣、ブリ、ホタテ、鴨肉、豚肉、鶏卵、チーズ、ヨーグルト

 

 

などがありますので、これから少しづつ取り入れてみてくださいね。

 

 

そして、食べ物以外で出来ること…

 

 

「肺」をしっかりと動かしたいので、意識的に深呼吸、腹式呼吸をして頂けたらと思います。

 

 

心を穏やかにしてくれる、嬉しい効果がありますよ♪

 

 

8月7日、立秋を迎えました
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