先日、あるYouTubeを見ていた時にとても印象に残った言葉があったんですよね。
「真面目」という言葉についてだったのですけれど、
真面目というのは平仮名で書くと「まじめ」となり、「間を閉めている」状態ともいえる…とのことでした。
なるほどなぁ~と思った私。
「間を閉めている」というのは東洋医学的にはどういう状態かなぁと考えてみましたので、綴ってみようと思います。
良かったらお付き合いくださいませ♪
真面目とは
最初に、「真面目」とはどういう意味なのかを国語辞典で調べてみました。
・本気であること
・嘘や冗談でないこと
・真心をこめること
・誠実なこと
と、書かれています。
個人的には、かたい(硬い・固い・堅い)、あつい(暑い・厚い)、おもい(思い・重い)、あつまっている、などのイメージを持ったのですよね。
隙間が無い!っていう感じ。
「間を閉めている」に納得しました。
「間を閉めている」って○○に起こりやすい身体の状態
「間を閉めている」って隙間の無い、ギューッと集まっていくイメージを持ちましたけれど、
私達は、気温が下がってくると、身体の熱を逃がさないようにと身体をギューッと縮めるということをしています。
そうすると、身体と共に血管や心もギューッと縮み動きにくさが出てくるので、気血が滞りやすくなるこから、
血行不良、冷え、気持ちが晴れない、身体が硬くなる、などの不調がでやすくなるのですよね。
寒い季節は、冷やさないことはもちろんですけれど、隙間時間や一日の終わりには、ギューッと縮んだものを緩める、開放することも大切にして頂けたらと思います。
特に、更年期を迎えている方には、ストレッチがおすすめですよ。
(激しい運動、汗をたくさんかくこと、は気血を消耗しますのでお気をつけ下さいね。)
頑張りすぎない
真面目=いいこと
と、私も含めてですけれど、多くの人が思われているんじゃないかなぁと思うのですよね。
でもですね、寒い季節は「間を閉める」ことに拍車をかけてしまいますので、
ほどほどに。ゆるゆるに。そのくらいが丁度いいのかも。
真面目を手放すことが冬の養生に繋がる気がします。