今年の夏はもの凄く暑かったですし、11月に入ってからは日中の気温が25度を超える日があったりして、体感と季節が一致しないような感じもありましたけれど、
11月8日は『立冬』
暦の上では冬を迎えたということです。
東洋医学的にみる、おすすめの冬の過ごし方のご紹介をさせて頂きますね。
閉蔵の季節
立冬を迎えてから立春の前日までを冬の季節、また、閉蔵の季節ともいわれています。
植物は葉を落として来春にむけて芽を出す準備をする、動物は気(エネルギー)を消耗しないように冬眠をする、ということをしているかと思いますけれど、
閉蔵とは、万物が動くことを抑えて気(エネルギー)の貯蔵をするということです。
おすすめの過ごし方
冬の間、太陽はというと、沈むのは早くて昇るのは遅いですよね。
東洋医学では私達も自然の一部と考えていますので、太陽の動きと同じように、「就寝時間を少し早めて起床時間を少し遅くする」ことが養生に繋がると考えられています。
また、気(エネルギー)の消耗をできるだけしないように、激しい運動や無理なダイエットは控えましょう。ちょっと意外かもしれませんけれど、お喋りをすることも気を発散することになりますのでほどほどに…を意識して、
冷やさないように温かくしてお過ごしくださいね。
3つの首といわれる、首、手首、足首、を温めることがポイントです♪
おすすめの食べ物
冬の季節と深く関わっている、バランスを崩しやすくなる臓腑は「腎」。「腎」の働きを元気にしてくれるものは、
黒色の食材
生姜、ネギ、ニラなどの身体を温めてくれる食材(シナモンなどのスパイスもおすすめです)
ミネラルを含んでいる塩味の食材
陽の気(エネルギー)を持っている根菜類
などがありますので、取り入れやすい物から始めてみて下さいね。
「腎」は生命の源でもありますので、養生をすることでアンチエイジングにも繋がります~♪